水族館・水産学実習   Meijigakuen
 
水族館・水産学実習 11月16日(日)
 
  11月16日(日) 第2回水族館・水産学実習

 今回は、高校生のほとんどが模試や部活の試合と重なっ

たため、中学生のみの参加となりました。水産大学校にて

前回の実習での「貝紫の染色実験」と「海響館のバックヤ

ード見学」についてさらに内容を深めるために、5つの班に

分かれ自分たちで疑問に感じたことを調べ、それを発表し

ました。また、水産大学校の田上先生による「日常生活に

おけるいろいろな色素について」の講義、海響館のスタッ

フの方々によるバックヤード見学の質問に対する講義を受

け、食品科学科の食品加工工場に移動し施設見学を行い

ました。


◇グループ発表自分たちが考えたテーマ

①アカニシについて、②アカニシ以外の天然染料について、③日本の歴史に登場する色について、④世界の歴史に登場する色について、⑤海

獣類の飼育についての発表を行いました。各班5~10分程度で手書きの絵や文字を書いたプリントをスクリーンに映し出し、それについて一人ず

つ詳しい説明を加えました。

  田上先生をはじめ、海響館のスタッフ、水産大学の先生方の前で緊張しながらも、自分たちが調べまとめた内容を一生懸命伝えることができまし

た。タチウオから染料がとれることや、染色に用いたアカニシの調理方法、色のイメージを折り紙にまとめスクリーン外での発表をするなど興味深い

楽しい内容のものが多くありました。中には、先生も詳しく調べたことのなかった内容などもありました。発表後に、先生方から様々な質問を受け、わ

かる範囲で受け答えをしていました。他の班の発表も聴き、自分たちの発表のよさ、改善する点を見つけることができました。

◇田上先生、海響館スタッフによる講義~施設見学2つの鯛の写真(養殖の鯛、天然の鯛)のうち、どちらが天然の鯛の写真か?の問いかけに、半

数以上の生徒達が(教師も)逆を選んでしまいました…。養殖の鯛は日焼けしていて黒く、赤色色素を食べさせて赤色に近づけているという話に、

一同驚きの表情を隠せませんでした。牛肉などではその逆で養殖のほうが食用として好まれていることや、ワカメの水揚げ後の色と食べるときの色

の違いなど「へぇー」と思う話しをたくさん聴くことができました。また、海響館のスタッフである土井さんや野村さんからは、海獣の運搬方法や、海獣

のおもちゃづくりなど、いろいろな工夫をされているという話しを興味津々に聴きました。最後に、大学の施設の一つである食品科学科の食品加工

工場に移動し施設見学をしました。殺菌室で体中殺菌されたり、大型の様々な機械を間近で見せていただき、食品加工についての質問を生徒達

が積極的に行う姿が見られました。

 今回の実習では、改めて自分たちで発表する大切さを実感しました。調べていくことでさらに新たな疑問をもちどんどん内容が深まっていくことで

研究したいと思えるテーマを見つけることができるのだと思いました。帰りのバスでは全員ぐっすりと眠っていましたが、生徒達の活き活きと発表す

る姿、先生方の講義をよく聴き、積極的に質問する姿を見て、生徒達のエネルギーを感じることのできた一日でした。

  次回は、もう一度水産大学校を訪ね、魚の骨格についての発表、講義を受け、生徒達の希望している大学の研究室や図書館の見学を予定して

います。今からとても楽しみです。

 
水族館・水産学実習 9月28日(日)
 9月28日(日) 第2回水族館・水産学実習

 中学生と高校生の2班に分かれて、「貝紫の染色実習」と

「海響館のバックヤード見学」を行いました。

 ◇貝紫の染色実習

  水産大学校・田上先生よりアカニシの生態や、昔から高

貴な色とされていた「紫」についてのお話を伺ったあと、ア

カニシからわずかにしか存在しない淡黄色の色素を取り出

しました。その色素を絵の具として各自ハンカチに海に関

するイラストを描き、屋外に出て色の変化を観察しました。

  紫外線や酸素の作用により、淡黄色から緑色、紫色と変

化していくのですが、あいにくの曇り空ではっきりとした色

変化はみられませんでした。しかし、少しずつ色調が変化

している様子は観察でき、オリジナルの素敵なハンカチに

仕上がりました。次回の実習では、その色の変化のしくみ

や海産物の色素について学ぶ予定にしています。

◇ 海響館のバックヤード見学

  海響館のスタッフの方の案内のもと、餌を冷凍保存して

いる調餌室や、普段見ることのできない水族館の裏側を見

学しました。海響館では多くの種類のフグが飼育されてお

り、特にマンボウやハリセンボンの水槽の見学では、生徒

たちは大変興味深そうに観察し、質問をする姿も見られま

した。飼育や繁殖についての工夫や実態についてのいろ

いろなお話を伺い、海の生き物に対する親しみが増し、理

解も深まったようでした。

 
水族館・水産学実習 7月12日(土)
 7月12日(土)9:30~16:30下関市の海響館で、水族館・

水産学実習が行われました。

  参加者は中2(20名)、高1(20名)、高3(1名)です。

  今回の実習は第1回目ということで、魚類の多様性につ

いて知り、関心を高めることが主眼でした。まず海響館の

魚の中から各自が1種類を選び、観察しながらスケッチ。そ

の後、図鑑を用いて名前・生態・行動など、選んだ種の特

徴をまとめてプレゼンテーションを行いました。間に水産大

学校の須田先生の解説も入り、魚の形態についての知識

を深めることができました。また、海響館の近くに停泊中の

水産大学校の漁業練習船・耕洋丸の船内を見学。航海士

・機関士の方に案内してもらいながら、船の構造や海洋観

測などに関する施設見学を行い、最新の航海技術などに

ついての話を聞きました。

  どちらの実習でも、生徒達は活発に質問し、熱心に観察

するなど積極的でした。この日の午後には「明治学園・水

産大学校・下関市」の3者間の協定式が行われました。明

治学園の若き科学者たちが水産大・海響館のご指導を受

けて、水産学の研究にこれから励むことが期待されます。